テーマ
将来を担う子どもたちに対し、支援活動から得た「支援知」を生かし、子どもたちの「社会力」の育成を目指す。
分野
臨床心理学、地域生活指導、臨床教育学、セツルメント活動、生きる力、学力保障、セルフエスティーム、ストレス、PTSD
全体計画
被災した子どもたちの心理的・社会的ダメージを調査・分析し、学校及び教育行政機関と連携しながら、ダメージを克服し、自立してゆく方策を講じる。活動を展開するにあたっては、必要に応じてその家族支援、学校支援なども行う。
主な活動内容
土曜子どもキャンパスについて
月に1~2回、浪江町、飯館村の子どもたちを福島大学に集め、人間発達文化学類の学生達が遊び・学び支援を行っております。また不定期ですが、仮設住宅においても同様の活動をおこなっております。
「ほっとルーム」(大熊町)での活動について
平成25年5月16日 子育てや学校のこと、子どもに関わる想いや悩みを共有し、無理なく「顔晴る」ことができるよう、お手伝いさせていただく場所として、大熊町若松出張所内に相談室「ほっとルーム」を開設しました。当センターの鈴木客員研究員が週一度詰め、電話や対面での相談をお受けしております。
郷土に想いをよせる同窓会事業(文部科学省委託事業)について
震災、原発事故により県内外に避難し離れ離れになった子どもたち、保護者を集め、そして地域のみなさまを巻き込み地元のお祭りなど子どもたちが企画したプログラムを1泊二日で実施するものです。この事業は文部科学省委託事業で、三菱UFJニコス株式会社様に後援いただき、株式会社ニコン様に協賛いただき実施しております。
情報ステーション「ほっとルーム」について
東日本大震災以来、家族で、または自分自身で決めなくちゃならないことばかり・・・・・。
困っていませんか?
悩んでいませんか?
誰かと一緒に考えてみませんか?
『ほっとルーム』は、みなさんが「どうしよう?」「何かいい方法はないのかな?」と迷っているときに、
情報を提供したり、一緒に考えたりするための情報ステーションです。
一人で考え込んだり悩んだりするだけでなく、たまには、人と話をしながら考えてみませんか?
新しいアイデアが浮かぶかも・・・・。