福島大学基盤研究Sチーム 公開ワークショップ


 


水俣病事件60年と福島複合災害5年 


~研究者として考える~


 


日時:201634日(金)13:1516:40


場所:コラッセふくしま 3302会議室AB(福島駅西口徒歩2分)


事前申し込み不要・参加費無料


 


本ワークショップは,福島大学基盤研究Sチームがすすめる福島県での原子力災害と水俣病との比較研究の一環です。水俣病事件と原子力災害は「目に見えない被害」「長期にわたる生活の破壊」「風評被害」など類似点が多数あり,福島の復興に大きな参考となります。研究チームでは2014年に熊本学園大学花田昌宣先生を講師に,水俣病事件の概要と原子力災害について学ぶ機会を設けました。また,水俣での現地調査を実施し,水俣の日常についても調査をおこないました。


今年は水俣病公式確認から60年となる節目の年です.今回は水俣病事件について第一線で研究・支援してきたお二人の研究者(熊本学園大学水俣学研究センター 田㞍雅美先生・井上ゆかり先生)を福島にお呼びして,お二人のこれまでの取り組みについてお話しいただきます。さらに,お二人には発災から5年となる福島について感じているところを語っていただき,福島大学基盤研究Sチームのメンバー,ワークショップ参加者の皆さまと意見交換をしながら,福島県の復興の方向性を考える機会にします。


 ご感心のある方の参加を広くお待ちしております.


 


(プログラム)


13:1513:30 フクシマを取り巻く諸問題 山川充夫


                      (福島大学特命教授)


13:3014:30 胎児性・小児性水俣病患者は今~放置された人々~


                   田尻雅美(熊本学園大学)


14:3014:40 休憩


14:4015:40 水俣病多発漁村における漁業・漁民被害の多重連環 


                   井上ゆかり(熊本学園大学)


15:4016:00 水俣と福島の個別性と共通性 高木 亨


         (福島大学うつくしまふくしま未来支援センター)


16:0016:10 コメント 佐藤彰彦(高崎経済大学)


16:1016:40 フロアを含めた意見交換


 


お問い合わせ:福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 瀬戸真之


電話:024-504-2831  メール:r689@ipc.fukushima-u.ac.jp