あの日から4年が経過しようとしています。
長い月日が経過した今でも福島県では約12万4千人の避難者(うち県外避難者約4万7千人)が原発事故の収束と地元帰還の見通しが立たない中、放射線被ばく、雇用喪失、生活再建、食の安全、子育てへの不安が重くのしかかり、借り上げ住宅、仮設住宅といった厳しい環境の下で生活しています。
そして、県民193万7千人が言われなき風評と闘いながら日々生活しています。
震災・原発事故で傷ついた東北は震災直後、関西から心強いメッセージ、そして支援をいただきました。それに感謝し我々の経験そして想いを関西に返す事により、減災意識を高めることができればと考えます。
そして歴史の繋がりの強い京都で開催し、皆様に今一度福島のことを考え、福島に寄り添っていただくことを目的に開催するものです。
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター京都シンポジウム
ほんとの空が戻る日まで
-東日本大震災及び原発事故からの福島の闘い-
日時 平成27年3月8日(日) 12時00分~17時20分
(10:00~11:15 OECD東北スクール ドキュメンタリーDVD上映)
場所 立命館大学朱雀キャンパスホール
参加募集人数 事前申請制 350名 参加費無料
参加対象者 一般市民、大学関係者、学生、行政職員、福島県から避難されている方々 他
主催 国立大学法人福島大学 福島大学うつくしまふくしま未来支援センター
共催 立命館大学 国立大学法人大阪大学
後援(予定)
文部科学省 復興庁 福島県 京都府 京都市
双葉地方町村会 公益社団法人経済同友会
NHK福島放送局、福島テレビ、福島中央テレビ、福島放送、
テレビユー福島、ラジオ福島、KBS京都、
福島民報社、
福島民友新聞社、京都新聞社、産経新聞社、讀賣新聞大阪本社、
毎日新聞社京都支局、日本経済新聞社大阪本社
プログラム
10:00~11:15 観賞自由 OECD東北スクールの集大成
東北復幸祭(環WA) in PARIS DVD上映
岩手・宮城・福島の中高生100人が製作した被災地とパリで行ったイベントのドキュメンタリー
11:20~12:00 受付
12:00~12:10 うつくしまふくしま未来支援センターの活動紹介
12:10~ 挨拶
福島大学学長 中井勝己
立命館大学学長 吉田美喜夫
大阪大学総長 平野俊夫
福島県
12:25~13:25 Ⅰ部 基調講演
「誰もが発信できる時代 福島の今を丁寧に世界に伝えるために」
堀 潤氏 ジャーナリスト(元NHKアナウンサー)
13:35~15:05 Ⅱ部 福島の現状報告
①「福島大学の活動状況」
中田スウラ FUREセンター長(学長特別補佐)
※FURE:うつくしまふくしま未来支援センターの略
②「福島県における放射線の現状」
大瀬健嗣 FURE農・環境復興支援部門特任准教授
③「食の安全と農業の再生に向けた闘い」
小山良太 FURE副センター長
④「こども支援を通して見えてきたこと」
本多 環 FUREこども・若者支援部門特任教授
15:20~17:10 Ⅲ部 パネルディスカッション「震災・原発事故からの福島の闘い」
コーディネーター 開沼 博 FURE地域復興支援部門特任研究員
パネリスト
・サトウタツヤ 立命館大学文学部教授
・久保壽彦 立命館大学経済学部教授
・遠藤勝裕氏 経済同友会震災復興委員、
日本学生支援機構理事長
・高橋美奈子氏 福島市飯坂温泉松島屋旅館女将
・佐藤彰彦 FURE地域復興支援部門特任准教授
17:15 挨拶 FUREセンター長(学長特別補佐) 中田 スウラ
ちらしはこちら →FURE0308.pdf
(事前受付終了いたしました)
【当日受付について】
当日、若干のお席をご用意いたしました。当日お申し込み用の受付窓口を用意いたします。
全ての資料をお渡しできないことがございます。
予めご了承ください。