本日(3月1日)、当センターは、株式会社東邦銀行様と以下の内容の報道発表をいたしました。
東日本大震災および福島第一原子力発電所事故に伴う被害からの復旧・復興を支援するため、福島大学は、平成23年4月に「福島大学うつくしまふくしま未来支援センター」(FURE)を設置し、様々な活動を展開しております。
自治体等が復興計画の事業化に向けて「スマートシティ構想」推進へ取り組む中で、産学官連携をベースに、プロジェクト企画、実施計画などに対するコーディネートやアドバイス支援などを行うことを目的とする新たな組織として、このたび、センター内に「ふくしまスマートシティプロジェクト」を立ち上げることとしました。
スマートシティ構想の実現は、地域社会の復興支援、活性化、新たな産業と雇用の創出に大きく貢献するものと考えられるため、構想の実現に向けた実践的な活動を進めてまいります。
スマートシティ構想とは | |
「スマート(smart)」の意味は「賢い」であり、太陽光や風力による発電など再生可能なエネルギーを効率よく利用し環境負荷を抑える次世代環境都市の実現を目指すものであり、複数のIT関連企業が、震災復興に向けたスマートシティ構想を打ち出している。 |
記
- プロジェクト名
ふくしまスマートシティプロジェクト
- プロジェクト組成日
平成24年3月1日(木)
- プロジェクトの機能と役割
(1)自治体等が取組むスマートシティ(復興のまちづくり)構想推進のためのプロジェクト企画、実行体制構築、実施計画、事業性評価、実証実験などへのコーディネートやアドバイス支援
(2)自治体等が推進するスマートシティモデル事業への参画
(3)地域に根ざしたコミュニティと産業の一体的な復興についての実装的研究
(4)スマートシティ構想推進のための研究会、セミナー等の開催
(5)スマートシティ等に関する情報の収集と提供
- 組織体制およびメンバー
(1)組織体制
事務局 福島大学FURE プロジェクト
リーダー福島大学学長特別補佐(うつくしまふくしま未来支援センター担当) 山川充夫
プロジェクト員 東邦銀行派遣客員教授および研究員 FURE兼務教員等 福島大学地域創造支援センター教員等 アカデミア・コンソーシアムふくしま兼務コーディネーター等 ※㈱東邦銀行様からは、「ふくしまスマートシティプロジェクト」での活動を目的に、㈱東邦銀行様との産学連携協力協定(平成18年3月22日締結)に基づき、当センターへ常務取締役の渡辺正彦氏を客員教授として派遣いただくとともに、行員1名を研究員として派遣いただく予定です。
(2)メンバー
福島大学FURE、福島大学地域創造支援センター、東邦銀行、福島県、アカデミア・コンソーシアムふくしま、および関連産業界
以上