福島市の西に位置する吾妻山は、火山活動が活発化していることから昨年(2014年)12月に噴火警戒レベルが平常の「1」から、火口周辺への立ち入りを規制する「2」に引き上げられました。


地震活動や噴気活動の活発化により、小規模の噴火の可能性があるため、火口周辺では噴石や火山ガスへの警戒が必要ですが、現時点では通常どおりの生活に差し支えはありません。


 


火山の噴火警報は気象庁のホームページで確認できます。


http://www.jma.go.jp/jp/volcano/


また、下記のサイトで火山活動に関する解説情報が提供されています。


http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info.html


 


吾妻山火山防災マップは福島市のホームページで確認できます。


http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/33390.pdf


この防災マップは過去7,000年の間に5回程度あったとされる、マグマの噴出を伴う規模の大きな噴火が、積雪のある冬季に発生したという想定で作られています。マグマの噴出を伴う噴火は有史以降では14世紀に一度だけ、小規模に発生していますが、防災マップで想定している規模の噴火はそれよりも大きく、非常に稀なことだと言えます。


たとえ今後、噴火が発生しても、防災マップで「火山泥流による浸水の可能性がある」とされた場所が必ず被災するというものではありません。また逆に、浸水可能性がある地点ではないからといって、絶対に被害がないとも言い切れません。


このように、発生する可能性は低い、しかし万が一発生すれば大きな影響があるような災害に対しては、日常生活を送りながら、災害への備えを意識しておくことが何よりも大切です。


 


 


火山噴火に限らず、地震や洪水など、私たちのまわりには常に自然災害の危険があります。この機会に今一度、ご家庭や職場で、以下のような災害への備えについてチェックしてみてはいかがでしょうか。


 


  • 食料・水などの備蓄と非常時持ち出し品の準備

  • 避難場所と経路の確認(避難場所は災害の種類によって異なることがあります)

  • 家族間の連絡方法と集合場所の確認

  • 家と室内の安全確認


 


日常からの準備については、福島市の次のサイトにも記載されています。


http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/8/5007.html


 


また、防災マップをもとに、家や職場などから避難場所まで歩いてみて、実際の避難経路と周辺の様子を確認しておくと、万が一の時にはより迅速に行動することができるようになります。


 


本件に関するご質問や、防災に関するご相談については下記までお寄せください。


 


本件担当


福島大学うつくしまふくしま未来支援センター


防災支援担当:三村、中村 電話024-504-2865e-mail:fure@adb.fukushima-u.ac.jp


 


 


*上記は気象庁並びに福島市の公表する防災情報をもとに、うつくしまふくしま未来支援センター防災担当が見解を取りまとめたものです。