福島県の浜通りと呼ばれる地域で2020年に開館予定の【福島県東日本大震災・原子力災害伝承館】。
そこに展示する目的で燻蒸作業を進めています。今回は10月 8日に始まり10月11日まで実施しました。
ガスの充填から66時間をかけ薬剤を浸透させていきます。空間濃度が1.5%以下の場合は追加で投薬をし薬剤の濃度の測定、漏洩検査を施しながらその時を待ちます。
充填していた薬剤を強制排除し、資料を覆っていたビニールを外します。
燻蒸が済んだ資料たちは伝承館に収蔵、あるいは展示されるのを待つことになります。
また新たに郵便ポストや道路標識たちは錆が進行したり、
鉄素材が劣化しているので保存処理を施す作業のために運ばれました。